昌元寺町(読み)しようげんじまち

日本歴史地名大系 「昌元寺町」の解説

昌元寺町
しようげんじまち

[現在地名]鳥栖市田代昌町たしろしようまち

田代たじろ五町の一つ。田代町の東の入口に位置する。承応二年(一六五三)の町建(元禄絵図)で、当時この地にあったといわれる昌元寺の寺号を町名としたとされる。

筑前国原田はるだ宿(現福岡県筑紫野市)から南進した長崎街道は、この町が立地する段丘への坂道を上ったあと、西へ折れ、まもなくしん町へ入る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android