明け渡し(読み)アケワタシ

デジタル大辞泉 「明け渡し」の意味・読み・例文・類語

あけ‐わたし【明け渡し】

建物土地などを立ち退いて人の手に渡すこと。「家の明け渡しに応じない」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「明け渡し」の意味・読み・例文・類語

あけ‐わたし【明渡】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「あけわたす」の連用形名詞化 ) 土地、家屋、城、船舶などから立ちのいて他人に渡すこと。
    1. [初出の実例]「名高へといっちゃア、日蓮の正筆か、正宗の刀か、回向院の明渡(アケワタ)しか」(出典洒落本・新吾左出放題盲牛(1781)侠八噛臍)

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