明和伎鑑(読み)めいわぎかん

改訂新版 世界大百科事典 「明和伎鑑」の意味・わかりやすい解説

明和伎鑑 (めいわぎかん)

歌舞伎資料。淡海三麿,本名栗本兵庫作。1769年(明和6)刊。小本1冊。内容は劇場関係者の総名簿ともいうべきもの。役者については名前,俳名,屋号,紋,住所,評価などをのせ,系図,略伝に及ぶ。後半に茶屋,番付板元,狂言作者,囃子方,木戸番,火縄売りなど劇場関係者700名余りの名前と居所を網羅掲載している。劇場名鑑であるとともに,素人向けの芝居案内書でもあり,江戸におけるこの種の出版物としては最も早いもの。体裁を〈武鑑〉に模したため,発禁処分を受けたと伝えられる。《日本庶民文化史料集成》第6巻に収録。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 武井

関連語をあわせて調べる

1 カキノキ科の落葉高木。また、その実。山地に自生するが、古くから栽培される。よく分枝し、葉は短楕円形で先がとがり、光沢がある。秋に紅葉する。初夏に白い雌花と雄花とが咲き、秋に黄赤色の実を結ぶ。実には...

柿の用語解説を読む