網羅(読み)モウラ

デジタル大辞泉 「網羅」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「網羅」の意味・読み・例文・類語

もう‐らマウ‥【網羅・罔羅】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 魚をとるあみと、鳥をとるあみ。転じて比喩的に、人を束縛するものや法律の制裁など。
    1. [初出の実例]「如是則世之特好文章者、争避網羅」(出典政事要略(1002頃)三〇)
    2. [その他の文献]〔荘子‐山木〕
  3. ( ━する ) 残らずとり入れること。また、残らずならべてみせること。
    1. [初出の実例]「爬はもとをかき出す、羅は網羅して人を出すぞ」(出典:古文真宝桂林抄(1485頃)乾)
    2. 「博く学者と実際家を党中に罔羅(マウラ)して」(出典:雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉上)
    3. [その他の文献]〔史記‐太史公自序〕

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普及版 字通 「網羅」の読み・字形・画数・意味

【網羅】もう(まう)ら

あみ。残りなくおさめる。〔漢書、王伝上〕、奏して堂・辟雍(へきよう)・靈臺をし、學の爲に舍區をき、~天下異能の士を羅し、至る後千數なり。

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