明石田村(読み)あかしだむら

日本歴史地名大系 「明石田村」の解説

明石田村
あかしだむら

[現在地名]田主丸町殖木ふえき

諏訪すわ村の南に位置する。屋敷地は日田街道の南側にあり、耕地は周辺と巨瀬こせ川左岸に広がり、同川沿いに「〆野」と記される(上三郡絵図)。「筑後将士軍談」によると「注連野」(〆野)には草場九郎兵衛の墳墓があるという。建仁元年(一二〇一)の高良宮造営田数注文にみえる竹野たかの郡「四王寺赤志田」三二町は当地に比定され、高良こうら上宮(現久留米市)の御供屋造営用途を課せられている。竹野本庄や竹野新庄とは別に記載されているので国衙領であろうか。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む