明遍寺(読み)みようへんじ

日本歴史地名大系 「明遍寺」の解説

明遍寺
みようへんじ

[現在地名]交野市郡津一丁目

浄土宗、山号摂取山、本尊阿弥陀如来。寺伝によれば平治の乱で殺された藤原信西の子明遍が、高野山蓮華三昧院で修行したが浄土宗の開祖法然に帰依し、京都と高野山を往復するうち当地に休息のための庵を作り、近在の百姓に念仏信仰を説いたのに始まるという。「新撰往生伝」了湛伝は「明遍僧都従 (高脱カ)野山京之時、憩息此処、後為一寺」という。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む