昏惑(読み)こんわく

精選版 日本国語大辞典 「昏惑」の意味・読み・例文・類語

こん‐わく【昏惑】

〘名〙 道理に暗くて、どう判断したらよいかわからないこと。
※済北集(1346頃か)一三・福山侍司祭明南浦「師已逝矣。我等迷悶昏惑不以裁」 〔張衡‐思玄賦〕

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デジタル大辞泉 「昏惑」の意味・読み・例文・類語

こん‐わく【×昏惑】

[名](スル)道理に暗くて、どう判断したらよいか思い迷うこと。昏迷。

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普及版 字通 「昏惑」の読み・字形・画数・意味

【昏惑】こんわく

暗愚。〔唐書巨源伝〕源、の昏惑なるを見て、~趙祺等と妖を推處し、陰(ひそ)かに氏(后)をきて武后故事を行はしむ。

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