星菫派(読み)せいきんは

精選版 日本国語大辞典 「星菫派」の意味・読み・例文・類語

せいきん‐は【星菫派】

〘名〙 星や菫(すみれ)などに託して、恋愛を歌う浪漫詩人の一派。明治三五年(一九〇二前後与謝野鉄幹晶子夫妻を中心に、雑誌明星」によって活躍した人々をいう。〔新らしい言葉字引(1918)〕

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デジタル大辞泉 「星菫派」の意味・読み・例文・類語

せいきん‐は【星×菫派】

天の星や地のすみれに託して恋愛をうたった浪漫派詩人の一派。明治30年代の与謝野鉄幹晶子を中心にした明星派の人たちをさす。
優美で可憐な詩風の叙情詩人や、そうした傾向のある人のこと。

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