映発(読み)エイハツ

精選版 日本国語大辞典 「映発」の意味・読み・例文・類語

えい‐はつ【映発】

  1. 〘 名詞 〙 光や色などが互いに映(うつ)りあうこと。また、詩歌文章が、互いにひきたてあうこと。えいほつ。
    1. [初出の実例]「佳山秀水互相映発若鏡涵物象」(出典空華集(1359‐68頃)一三・贈儔上人詩巻後序)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐送何侍御帰朝詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「映発」の読み・字形・画数・意味

【映発】えいはつ

光や色が映り合う。〔宣和画譜、花鳥三〕丘慶餘~そ設色するは、已(はなは)だ動植に(せま)れり。其の蟲に至りては、獨りの淺深を以て映發す。

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