映帯(読み)エイタイ

デジタル大辞泉 「映帯」の意味・読み・例文・類語

えい‐たい【映帯】

[名](スル)色や景色が互いに映り合うこと。映発
「此女が、なぜ…四辺光景と―して索寞さくばくの観を添えるのか」〈漱石趣味遺伝

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精選版 日本国語大辞典 「映帯」の意味・読み・例文・類語

えい‐たい【映帯】

  1. 〘 名詞 〙 色、または、情景などが相互にうつりあうこと。うつり。
    1. [初出の実例]「依て其精巧なる人物殿屋に映帯する所の林木山川は」(出典:随筆・絵事鄙言(1799))
    2. [その他の文献]〔王羲之‐蘭亭詩序〕

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普及版 字通 「映帯」の読み・字形・画数・意味

【映帯】えいたい

景色が映り合う。晋・王羲之〔蘭亭集の序〕此の地に崇山峻嶺、林脩竹り。激湍り、左右に映帶す。

字通「映」の項目を見る

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