春怨(読み)シュンエン

デジタル大辞泉 「春怨」の意味・読み・例文・類語

しゅん‐えん〔‐ヱン〕【春怨】

若い女性が春の気配に感じてもの思いにふけること。また、恋に嘆くこと。

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精選版 日本国語大辞典 「春怨」の意味・読み・例文・類語

しゅん‐えん‥ヱン【春怨】

  1. 〘 名詞 〙 若い女性が春の気配に感じて、物思いにふけること。また、恋する相手を忘れることができず嘆き悲しむこと。
    1. [初出の実例]「春怨とは、春女の怨也」(出典:中華若木詩抄(1520頃)中)
    2. [その他の文献]〔陳傅良‐游雲頂院和徐叔子韻詩〕

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普及版 字通 「春怨」の読み・字形・画数・意味

【春怨】しゆんえん(ゑん)

春のなやましさ。宋・陳傅良〔雲頂院に游び、徐叔子の韻に和す〕詩 老大、生(あやにく)なり兒女の態 に春怨と秋悲と無し

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