春風亭小さん(読み)シュンプウテイ コサン

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「春風亭小さん」の解説

春風亭 小さん(初代)
シュンプウテイ コサン


職業
落語家

別名
後名=朝寝坊 むらく

経歴
初代春風亭柳技の門下。初代小さん襲名美声音曲師人情噺を得意とした。晩年は4代目朝寝坊むらくを名乗る。初代柳家小さんという説もあるが確かではない。

没年月日
(生没年不詳)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「春風亭小さん」の解説

春風亭小さん しゅんぷうてい-こさん

?-? 幕末-明治時代の落語家。
初代春風亭柳枝(りゅうし)の門下。音曲噺(おんぎょくばなし),人情噺を得意とした。晩年は4代朝寝坊むらくを襲名。小さんの初代とするが,柳家の亭号は2代から使用。明治12年(1879)ごろ死去か。前号に千歳屋,雁の家。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「春風亭小さん」の意味・わかりやすい解説

春風亭小さん
しゅんぷうていこさん

落語家。代数としては1世柳家小さん。1世春風亭柳枝の門下。美声の音曲師で,のち4世朝寝坊むらくを名のる。

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