昭然(読み)ショウゼン

デジタル大辞泉 「昭然」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ぜん〔セウ‐〕【昭然】

[形動タリ]明らかなさま。
「その霊は生ける時よりも―として」〈北越雪譜・二〉

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精選版 日本国語大辞典 「昭然」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ぜんセウ‥【昭然・照然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 あきらかなさま。すみきって明瞭なさま。昭昭
    1. [初出の実例]「逮于梁高博練霊鑒昭然」(出典本朝文粋(1060頃)三・漏尅〈都良香〉)
    2. 「目こそ暗けれども、心の月が昭然の、胸には花ぞ明らかに」(出典:歌舞伎・和国五翠殿(1700)三)
    3. [その他の文献]〔礼記‐仲尼燕居〕

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普及版 字通 「昭然」の読み・字形・画数・意味

【昭然】しよう(せう)ぜん

明白となる。〔礼記、仲尼燕居〕三子に此の言を夫子(ふうし)に聞くことを得て、昭然として(もう)を發(ひら)くが(ごと)し。

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