昼間弘(読み)ヒルマ ヒロシ

20世紀日本人名事典 「昼間弘」の解説

昼間 弘
ヒルマ ヒロシ

昭和期の彫刻家 日展常務理事。



生年
大正5(1916)年3月5日

没年
昭和59(1984)年10月6日

出生地
東京都

学歴〔年〕
東京美校(東京芸大)彫刻科〔昭和15年〕卒

主な受賞名〔年〕
新日展文部大臣賞(第7回)〔昭和39年〕「大気」,日本芸術院賞(第26回)〔昭和45年〕「穹(きゅう)」

経歴
北村西望氏に師事し、昭和22年、日展に特選をしたのをはじめ特選4回。39年から日展審査員。45年、同展出品作「穹(きゅう)」で、芸術院賞受賞、55年に芸術院会員。北村氏のもとで助手として長崎市の平和祈念像の制作にも従事、動的なフォルムとダイナミックな表現力で知られる。「穹」のほか、「大気」などの代表作がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「昼間弘」の解説

昼間弘 ひるま-ひろし

1916-1984 昭和時代の彫刻家。
大正5年3月5日生まれ。昭和14年新文展に初入選。北村西望(せいぼう)に師事し,戦後日展に出品し,特選4回,39年文部大臣賞。45年芸術院賞。55年芸術院会員となる。51-54年筑波大教授。昭和59年10月6日死去。68歳。東京出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。作品に「大気」「穹」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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