晦朔(読み)かいさく

精選版 日本国語大辞典 「晦朔」の意味・読み・例文・類語

かい‐さく クヮイ‥【晦朔】

〘名〙
みそかと、ついたち。また、一か月間。
神皇正統記(1339‐43)上「是(これ)より始めて昼夜・晦朔・春秋あり」 〔郭撲‐遊仙詩
② 朝と晩。また、一日間。
※俳諧・田舎の句合(1680)九番「壁に生(おふ)る麦は、朝菌(てうきん)の晦朔をしらず、冥霊(めいれい)大椿(たいちん)を論ずるに似たり」 〔荘子‐逍遙遊〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「晦朔」の意味・読み・例文・類語

かい‐さく〔クワイ‐〕【××朔】

みそかと、ついたち。また、1か月間。
「是より始めて、昼夜、―春秋、あり」〈神皇正統記・序〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android