晦朔(読み)カイサク

デジタル大辞泉 「晦朔」の意味・読み・例文・類語

かい‐さく〔クワイ‐〕【××朔】

みそかと、ついたち。また、1か月間。
「是より始めて、昼夜、―春秋、あり」〈神皇正統記・序〉

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精選版 日本国語大辞典 「晦朔」の意味・読み・例文・類語

かい‐さくクヮイ‥【晦朔】

  1. 〘 名詞 〙
  2. みそかと、ついたち。また、一か月間。
    1. [初出の実例]「是(これ)より始めて昼夜・晦朔・春秋あり」(出典:神皇正統記(1339‐43)上)
    2. [その他の文献]〔郭撲‐遊仙詩〕
  3. 朝と晩。また、一日間。
    1. [初出の実例]「壁に生(おふ)る麦は、朝菌(てうきん)の晦朔をしらず、冥霊(めいれい)大椿(たいちん)を論ずるに似たり」(出典:俳諧・田舎の句合(1680)九番)
    2. [その他の文献]〔荘子‐逍遙遊〕

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