晩涼(読み)バンリョウ

デジタル大辞泉 「晩涼」の意味・読み・例文・類語

ばん‐りょう〔‐リヤウ〕【晩涼】

夕方の涼しさ。また、涼しくなった夏の夕方。ゆうすず。 夏》

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精選版 日本国語大辞典 「晩涼」の意味・読み・例文・類語

ばん‐りょう‥リャウ【晩涼】

  1. 〘 名詞 〙 夕方のすずしさ。また、昼の暑さが引いて涼しくなった夕方。ゆうすず。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「晩涼潜かに到って簟先づ知る〈紀長谷雄〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)上)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐与任城許主簿遊南池詩〕

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普及版 字通 「晩涼」の読み・字形・画数・意味

【晩涼】ばんりよう(りやう)

夕べの涼しさ。唐・羅隠〔九江早秋〕詩 雨ぎて、涼生ず 樓中、枕(ちんてん)

字通「晩」の項目を見る

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