晩発性障害(読み)バンパツセイショウガイ

世界大百科事典(旧版)内の晩発性障害の言及

【原子爆弾症】より

… このほか,目立った症状は,被曝後2~3週から出現した脱毛であり,また,爆心地から2.0km以内で被爆し,熱傷,外傷を受けた人々の瘢痕(はんこん)は,いったん治癒しても,約1~4ヵ月からケロイド症状を示すことが多かった。 このような急性障害による症状が,ほぼ消失した1年後以降から,放射線被曝に基づく晩発性障害が,しだいに明らかとなってきた。 今日では,原爆症はこの晩発性障害を主として指すことが多い。…

※「晩発性障害」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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