普請方(読み)フシンカタ

デジタル大辞泉 「普請方」の意味・読み・例文・類語

ふしん‐かた【普請方】

江戸幕府職名普請奉行配下にある下奉行の指揮に従い、工事作業の現場に臨んだ。

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精選版 日本国語大辞典 「普請方」の意味・読み・例文・類語

ふしん‐かた【普請方】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 室町・江戸幕府の職名の一つ。普請奉行の配下にあって、城壁堤防用水などの土木工事をつかさどったもの。
    1. [初出の実例]「ふしん〈略〉さて御役目に御作事方と普請方と有。〈略〉普請方は作事をもすれども、大抵修覆にて、惣て地形石垣など堀を掘、土居を築等の事」(出典:志不可起(1727))
  3. 大工・左官など、建築に従事する職人。〔随筆守貞漫稿(1837‐53)〕

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