普請方(読み)フシンカタ

精選版 日本国語大辞典 「普請方」の意味・読み・例文・類語

ふしん‐かた【普請方】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 室町・江戸幕府の職名の一つ。普請奉行の配下にあって、城壁堤防用水などの土木工事をつかさどったもの。
    1. [初出の実例]「ふしん〈略〉さて御役目に御作事方と普請方と有。〈略〉普請方は作事をもすれども、大抵修覆にて、惣て地形石垣など堀を掘、土居を築等の事」(出典:志不可起(1727))
  3. 大工・左官など、建築に従事する職人。〔随筆守貞漫稿(1837‐53)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む