普請方(読み)フシンカタ

精選版 日本国語大辞典 「普請方」の意味・読み・例文・類語

ふしん‐かた【普請方】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 室町・江戸幕府の職名の一つ。普請奉行の配下にあって、城壁堤防用水などの土木工事をつかさどったもの。
    1. [初出の実例]「ふしん〈略〉さて御役目に御作事方と普請方と有。〈略〉普請方は作事をもすれども、大抵修覆にて、惣て地形石垣など堀を掘、土居を築等の事」(出典:志不可起(1727))
  3. 大工・左官など、建築に従事する職人。〔随筆守貞漫稿(1837‐53)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む