景慕(読み)ケイボ

デジタル大辞泉 「景慕」の意味・読み・例文・類語

けい‐ぼ【景慕】

仰ぎしたうこと。
肥人を―するものは肥人に及ばず」〈小林雄七郎・薩長土肥〉

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精選版 日本国語大辞典 「景慕」の意味・読み・例文・類語

けい‐ぼ【景慕】

  1. 〘 名詞 〙 仰ぎしたうこと。あこがれてしたうこと。景仰(けいこう)
    1. [初出の実例]「帰依三界主。景慕六通賢」(出典経国集(827)一〇・盂蘭盆会悲感帰心〈朝原道永〉)
    2. 「こは其人の気韻の高きと、其稟性の非凡なるこそ、景慕(ケイボ)することより起れる恋にて」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙一四)

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普及版 字通 「景慕」の読み・字形・画数・意味

【景慕】けいぼ

慕う。

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