晶帯(読み)ショウタイ(その他表記)crystal zone

デジタル大辞泉 「晶帯」の意味・読み・例文・類語

しょう‐たい〔シヤウ‐〕【晶帯】

互いの稜が平行になっている一群結晶面

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精選版 日本国語大辞典 「晶帯」の意味・読み・例文・類語

しょう‐たいシャウ‥【晶帯】

  1. 〘 名詞 〙 結晶学で、ある結晶軸に平行で、他の結晶軸とは任意の角度で交わる結晶面の集合をいう。〔鉱物字彙(1890)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「晶帯」の意味・わかりやすい解説

晶帯
しょうたい
crystal zone

1つの辺が互いに平行である結晶面 (または空間格子格子面) の一群を晶帯,その平行な辺を晶帯軸という。結晶の対称性方位を調べるとき有用である。

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世界大百科事典(旧版)内の晶帯の言及

【結晶】より

…cは(210)である。
[晶帯]
 a,b,c方向にそれぞれx,y,z軸をとって,原点を通る(hkl)の方程式を書けば,となる。(h1k1l1)と(h2k2l2)との交線は,(3)の形の二つの方程式の解として,で与えられる。…

※「晶帯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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