暇隙(読み)いとまひま

精選版 日本国語大辞典 「暇隙」の意味・読み・例文・類語

いとま‐ひま【暇隙】

  1. 〘 名詞 〙いとま(暇)の隙(ひま)
    1. [初出の実例]「かへりごとに『御前申しこそ、御いとまひまなかるべかめれど、あいなけれ』と許(ばかり)ものしつ」(出典蜻蛉日記(974頃)下)

か‐げき【暇隙】

  1. 〘 名詞 〙 ひま。余暇。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「少の暇隙を偸み、房内に入て遠鏡を持し、又還て笛を弄す」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉五)
    2. [その他の文献]〔唐太宗‐金鏡〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「暇隙」の読み・字形・画数・意味

【暇隙】かげき

ひま。

字通「暇」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android