デジタル大辞泉 「暗所視」の意味・読み・例文・類語 あんしょ‐し【暗所視】 夜間のように暗い場所における視覚。視覚は暗順応下にあり、主に網膜の桿状体がはたらく。桿状体視かんじょうたいし。→明所視 →薄明視 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「暗所視」の意味・わかりやすい解説 暗所視あんしょしscotopic vision 夜間ないしは薄明時のような低輝度条件下や暗順応状態における視覚をさす。この条件下では,網膜の光受容細胞のうち,おもに周辺部に分布している桿体細胞が働くので,桿体視とも呼ばれる。明所視よりも白色光に対する感度が高く,また,暗所視で最も明るく感じられる色は,スペクトル上,510nm (1nmは 10-9m ) あたりに相当する波長の光である。 (→プルキニェ現象 ) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by