出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…目の感度は光の波長によって大きく変わるので,感度を,一定の明るさの感覚を生ずる単色光のエネルギーの逆数で表し,これを視感度luminosity factorと呼ぶが,光束の測定では,1926年に国際照明委員会で決定された標準観測者のもつ視感度を用いる。視感度の存在する波長範囲はほぼ400~700nmで,感度の最大は波長555nmのところ(明所視)にある。光束の単位はSI単位系ではルーメン(lm)が用いられる。…
※「明所視」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」