暮れ合い(読み)クレアイ

デジタル大辞泉 「暮れ合い」の意味・読み・例文・類語

くれ‐あい〔‐あひ〕【暮れ合い】

日が暮れようとするころ。夕暮れ時。入相いりあい
「―ではあるし、亡なった姉さん幽霊かと思った」〈鏡花・化銀杏〉

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精選版 日本国語大辞典 「暮れ合い」の意味・読み・例文・類語

くれ‐あい‥あひ【暮合・暮相】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 日の暮れようとする頃。夕暮れ時。入相(いりあい)夕方。日暮れ時。
    1. [初出の実例]「七つ時分寄行、暮(クレ)相に成ければ、御門之かぎを渡させ給えと云ふ」(出典三河物語(1626頃)一)
  3. 日没後の暮れ六つに寺などでつく鐘。
    1. [初出の実例]「しんしんと寺中に暮合がひびき」(出典:雑俳・智慧くらべ(1868))

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