曲礼(読み)キョクライ

デジタル大辞泉 「曲礼」の意味・読み・例文・類語

きょくらい【曲礼】

礼記らいき」の編名。

きょく‐れい【曲礼】

立ち居振る舞いなどの細かな礼儀作法

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精選版 日本国語大辞典 「曲礼」の意味・読み・例文・類語

きょく‐れい【曲礼】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「曲」は委曲の意 ) たちいふるまいなどの細かな礼儀作法。
    1. [初出の実例]「曲礼(キョクレイ)細則を説く段になると俄(には)かに詰まらなささうな顔をする」(出典弟子(1943)〈中島敦〉二)
    2. [その他の文献]〔儀礼疏‐士冠礼〕

きょくらい【曲礼】

  1. 礼記」の篇名。
    1. [初出の実例]「此熟学庠序の教と申すは、先曲礼少儀を初め、一騎前の脩身を教へ込み候ことにて」(出典:大小学校建議(1869)〈加藤有隣〉)

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普及版 字通 「曲礼」の読み・字形・画数・意味

【曲礼】きよくれい

細かい礼儀作法。〔礼記、礼器〕經禮三百、曲禮三千、其の致は一なり。

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