書本(読み)カキホン

精選版 日本国語大辞典 「書本」の意味・読み・例文・類語

かき‐ほん【書本】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 手書きの本。写本。⇔版本
    1. [初出の実例]「もとは版木と云ものわなうてかき本ばかりぞ」(出典:百丈清規抄(1462)一)
  3. 大字で書いた節付けのある浄瑠璃正本。演奏用で独特の字体をしている。
  4. 本来、口演される講談の類を読み物として書いた本。速記本など。
    1. [初出の実例]「読みさしの書き本下に置いて」(出典:当世少年気質(1892)〈巖谷小波〉八)
  5. 新作の脚本

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む