…しかし,こうした遺言も,中世後期から江戸時代にかけて,財産の嫡子単独相続制が一般的になるにともない,しだいにその意義を失うことになる。【鈴木 国弘】 江戸時代には遺言状のことを書置(かきおき),譲状などと称した。藩によっては百姓の農地相続に関し,遺言相続を認めないところもあったが,一般的には,百姓・町人の相続は遺言による相続が原則であった。…
※「書置」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...