最好(読み)さいこう

精選版 日本国語大辞典 「最好」の意味・読み・例文・類語

さい‐こう‥カウ【最好】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 最も好ましいこと。最もよいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「明月四時光最好、豈如素節興相侵」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)三・秋月詩〈藤原明衡〉)
    2. 「代助は〈略〉之を目下の日本を代表する最好(サイカウ)の象徴とした」(出典:それから(1909)〈夏目漱石〉六)
    3. [その他の文献]〔韓偓‐三月詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「最好」の読み・字形・画数・意味

【最好】さいこう

最も好い。

字通「最」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android