最近傍法(読み)サイキンボウホウ

デジタル大辞泉 「最近傍法」の意味・読み・例文・類語

さいきんぼう‐ほう〔サイキンバウハフ〕【最近傍法】

ニアレストネイバー法

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「最近傍法」の意味・わかりやすい解説

最近傍法
さいきんぼうほう

機械学習においてクラスタリングデータ分類)に使われる手法一つ。ニアレストネイバー法ともいう。新しいデータに対し、もっとも近い数個の)既存データが属するクラスター集団)に分類する。近くにあるデータが属するクラスターが複数に分かれている場合は、近傍にあるデータ数がもっとも多いクラスター(つまり多数決)を使う。

[中島秀之 2019年8月20日]

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