月鼈(読み)ゲツベツ

デジタル大辞泉 「月鼈」の意味・読み・例文・類語

げつ‐べつ【月×鼈】

月とすっぽん二つのものの優劣の差がはなはだしいことのたとえ。雲泥うんでい
「―雲泥天地相違」〈鏡花高野聖

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「月鼈」の意味・読み・例文・類語

げつ‐べつ【月鼈】

〘名〙 (「鼈」はスッポンの意) 月とスッポン。両者の優劣の差がはなはだしいことのたとえ。雲泥。霄壌(しょうじょう)
※随筆・文会雑記(1782)一「時の好尚とは云ながら、李の文を韓の文と比したるは余りの月鼈なり」

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