霄壌(読み)ショウジョウ

デジタル大辞泉 「霄壌」の意味・読み・例文・類語

しょう‐じょう〔セウジヤウ〕【×霄壌】

《「霄」は空、「壌」は大地の意》天と地。

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精選版 日本国語大辞典 「霄壌」の意味・読み・例文・類語

しょう‐じょうセウジャウ【霄壌】

  1. 〘 名詞 〙 天と地。転じて、相違のはなはだしいものをたとえていう。雲泥(うんでい)月鼈(げつべつ)
    1. [初出の実例]「与世間之所楽所一レ寿、霄壌不啻矣」(出典:翰林葫蘆集(1518頃)九・楽寿斎記)
    2. 「其差は啻に霄壌月鼈のみに非ざるなり」(出典:東京日日新聞‐明治一九年(1886)一一月一三日)
    3. [その他の文献]〔張養浩‐得子強也書詩以答之詩〕

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普及版 字通 「霄壌」の読み・字形・画数・意味

【霄壌】しようじよう(せうじやう)

天地。〔東観余論、下、宗室の爵(雀)竹画軸の後に跋す〕謝康樂(霊運)は則ちの水を出づるが如く、自然にして愛すべし。顏光祿(延之)は則ち錦を鋪(し)き(しう)を列ぬるが如く、(てうくわい)眼に滿つ。自然ととは、蓋し翅(た)だに霄壤のみならず。

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