有主風(読み)ウシュフウ

大辞林 第三版の解説

うしゅふう【有主風】

師をよく見て稽古し、芸を自分のものとして体得し切った境地。世阿弥の語。 「其物になる所、則-の士手なるべし/至花道」 → 無主風

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精選版 日本国語大辞典の解説

うしゅ‐ふう【有主風】

〘名〙 能楽で、その芸をわがものとして体得しきった境地。また、その現われ。⇔無主風
至花道(1420)無主風の事「下地の芸力(げいりき)によて習ひ稽古しつる分力(ぶんりき)を、はやく得て、其物になる所、則ち有主風(ウシュフウ)の士手なるべし」

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