有吉蔵器(読み)ありよし ぞうき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「有吉蔵器」の解説

有吉蔵器 ありよし-ぞうき

1734-1800 江戸時代中期-後期儒者
享保(きょうほう)19年生まれ。家は備前(岡山県)和気郡大庄屋。宝暦13年岡山藩学校の授読師となるが,衰退していた閑谷(しずたに)学校教授に左遷される。「課業規則」をさだめるなど同校の復興と発展につとめた。寛政12年9月13日死去。67歳。名は以顕(いけん)。字(あざな)は叔孝。通称は和介。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android