有心宗(読み)うしんしゅう

精選版 日本国語大辞典 「有心宗」の意味・読み・例文・類語

うしん‐しゅう【有心宗・有心衆】

  1. 〘 名詞 〙 平安・鎌倉時代禁中行事で優雅なしぐさを旨とする人々の集まり。特に、和歌連歌で、純正、優雅な作風を得意とする人々の集まり。建暦建保一二一一‐一九)の頃、後鳥羽院が設置した歌人群が有名。
    1. [初出の実例]「出御馬場殿。各応召参入。無心宗之輩在東。有心宗在西」(出典明月記‐建暦二年(1212)一二月一〇日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む