有木(読み)あるき

日本歴史地名大系 「有木」の解説

有木
あるき

古代から中世にみえる地名で、現上有木・下有木を遺称地とし、同所を含む一帯に比定される。在木とも書いた。橋本良資氏旧蔵の元永二年(一一一九)九月二一日の年紀がある経筒には「筑前国鞍手郡有木里造円前」において勧進僧正優が同年三月一一日に妙法蓮華経などを書写したとの銘(平金)がある。弘安八年(一二八五)三月日の水原若宮社村々相撲次第(町村書上帳/鎌倉遺文二〇)には若宮八幡宮(現若宮町)の相撲出仕役の七番として「有木」がみえる。正中二年(一三二五)四月五日の鎮西下知状(金剛三昧院文書/鎌倉遺文三七)によると、有木は建久図田帳では粥田かいた庄の加納の地で、田数は五〇町であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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