精選版 日本国語大辞典 「朝事」の意味・読み・例文・類語 あさ‐じ【朝事・朝時】 〘 名詞 〙① 真宗で、毎朝行なう勤行(ごんぎょう)のこと。また、「朝事参り」の略で、朝早く御堂に参ること。[初出の実例]「あすよりあさじに参られず」(出典:浄瑠璃・今宮心中(1711頃)中)② 寺院で鳴らす朝の鐘。また、その時刻。[初出の実例]「あだし世はあすも朝時(ジ)の月なれや 煙たちさらでやき餠の霧」(出典:俳諧・投盃(1680)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例