朝散大夫(読み)チョウサンタイフ

デジタル大辞泉 「朝散大夫」の意味・読み・例文・類語

ちょうさん‐たいふ〔テウサン‐〕【朝散大夫】

中国の従五品下の雅名
日本で、従五位下唐名。→五位1

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「朝散大夫」の意味・読み・例文・類語

ちょうさん‐たいふテウサン‥【朝散大夫】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 中国、唐の従五品下の雅名。
    1. [初出の実例]「百済鎮将劉仁願、遣朝散大夫郭務悰等、進表函与献物」(出典日本書紀(720)天智三年五月)
    2. [その他の文献]〔唐六典‐吏部〕
  3. 日本で、従五位下の唐名。〔拾芥抄(13‐14C)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android