朝浦村(読み)あそらむら

日本歴史地名大系 「朝浦村」の解説

朝浦村
あそらむら

[現在地名]神岡町朝浦あさうら

高原たかはら川中流西岸と支流あり(吉田川の下流)に囲まれた枝村朝浦町村と、支流山田やまだ川と蟻川、八幡はちまん山とに囲まれた観音かんのん山麓の舌状段丘上の朝浦村の二ヵ所をいう。高原川と蟻川に挟まれた小高い山塊は、八幡山城跡とよばれ中世の山城遺構である。「斐太後風土記」では「朝浦町の南に一小山あり、八幡山とも、鳩巣岑ともいへり。麓周囲五町許、東は高原川の急流に臨て断崖高く峙ち、樹木繁茂せり。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

再生可能エネルギー

自然の活動によってエネルギー源が絶えず再生され、半永久的に供給され、継続して利用できるエネルギー。有限の資源である化石燃料などに代わる、新エネルギー(中小規模水力・地熱・太陽光・太陽熱・風力・雪氷熱・...

再生可能エネルギーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android