朧月夜尚侍(読み)おぼろづきよのないしのかみ

精選版 日本国語大辞典 「朧月夜尚侍」の意味・読み・例文・類語

おぼろづきよ‐の‐ないしのかみ【朧月夜尚侍】

  1. 源氏物語」に出てくる女性右大臣の六女。弘徽殿(こきでん)女御の妹。東宮(のちの朱雀院)の妃になる予定だったが、光源氏と結ばれ、源氏が失脚して須磨へ下る原因となる。かんの君。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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