日本歴史地名大系 「木ノ内山」の解説 木ノ内山きのうちやま 福島県:西白河郡泉崎村関和久村木ノ内山関和久(せきわぐ)の西方にあり頂上を烏帽子(えぼし)岳という。高さ四三六メートル。当山はまた歌に詠まれた「人なつかしの山」ともいわれ、「白河の関は越ゆれど人見えぬ人なつかしの山はいつくそ」「陸奥の阿武隈川の川すそに人なつかしの山はありけり」とあり、古来阿武隈川を隔てて向い合う借宿(かりやど)村(現白河市)の「人忘れずの山」(新地山)と並び称された(白河風土記)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by