木下繁(読み)キノシタ シゲル

20世紀日本人名事典 「木下繁」の解説

木下 繁
キノシタ シゲル

昭和期の彫刻家 日展顧問;日本彫刻会常務理事;武蔵野美術大学名誉教授。



生年
明治41(1908)年4月25日

没年
昭和63(1988)年8月4日

出生地
和歌山県

学歴〔年〕
東京美術学校彫刻科〔昭和8年〕卒

主な受賞名〔年〕
日展文部大臣賞〔昭和44年〕「裸婦」,日本芸術院賞〔昭和48年〕,勲三等瑞宝章〔昭和54年〕

経歴
新文展、日展を舞台に裸婦を主体とした具象彫刻の世界で活躍。昭和48年日本芸術院賞を受賞。44〜53年まで武蔵野美大彫刻科教授として後進の指導にあたる。日展評議員、理事を歴任

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木下繁」の解説

木下繁 きのした-しげる

1908-1988 昭和時代の彫刻家。
明治41年4月25日生まれ。昭和13年,14年新文展で特選。日展で22年,26年特選,44年文部大臣賞。49年芸術院賞,52年芸術院会員。武蔵野美大教授。裸婦像をおおく制作。昭和63年8月4日死去。80歳。和歌山県出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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