木倉豊信(読み)キグラ トヨノブ

20世紀日本人名事典 「木倉豊信」の解説

木倉 豊信
キグラ トヨノブ

昭和期の郷土史家 越中史談会創立者。



生年
明治39(1906)年9月20日

没年
昭和42(1967)年8月28日

出生地
富山県東礪波郡五鹿屋村(現・砺波市)

旧姓(旧名)
小幡

学歴〔年〕
富山師範〔大正15年〕卒

経歴
富山県各地の小学校教師を歴任し、昭和21年射水郡橋下条国民学校長、38年同郡小杉小学校長を最後に退職。この間、28年越中史談会を創設。富山県文化財専門委員なども務め、富山県史編纂に従事著書に「越中立山古文書」「折橋家文書並記録目録」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木倉豊信」の解説

木倉豊信 きくら-とよのぶ

1906-1967 昭和時代の郷土史家。
明治39年9月20日生まれ。京都山科の「随心院文書」から佐伯有若(さえき-ありわか)の実在を立証。越中(富山県)関係古文書を研究し,「中越史料綜覧稿」「中越史徴」などにまとめる。昭和29年越中史壇会を結成。「富山県史」を編修中,昭和42年8月28日病死。60歳。富山県出身。富山師範卒。旧姓は小幡。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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