家とインテリアの用語がわかる辞典 「木割り」の解説 きわり【木割り】 日本の伝統的な木造建築で用いられる、寸法を決定するシステム。柱の太さや柱間の距離を基準として、比例関係によってそれぞれの部材の寸法を割り出す。◇奈良時代から使われたと伝えられるが、その後、大工棟梁(とうりょう)の家では秘伝書が作られ、なかでも江戸時代初期に完成した平内(へいのうち)家の『匠明(しょうめい)』が知られる。 出典 講談社家とインテリアの用語がわかる辞典について 情報