木回(読み)キマワリ

デジタル大辞泉 「木回」の意味・読み・例文・類語

き‐まわり〔‐まはり〕【木回/木×廻】

甲虫目ゴミムシダマシ科の昆虫体長約2センチ、卵形黒色山林に多く、倒木の上などを歩き回る。幼虫は材部を食う。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「木回」の意味・読み・例文・類語

き‐まわり ‥まはり【木回】

〘名〙
① ゴミムシダマシ科の甲虫。体長一五~二〇ミリメートル。体は黒色の卵形で、背面は暗青色または金銅色に光ることがある。森林地帯に多く、倒木や朽木の上を長いあしですばしこく走る。成虫、幼虫ともに材部を食害。北海道、本州四国分布。〔日本昆虫学(1898)〕

き‐めぐり【木回】

〘名〙 鳥「ごじゅうから(五十雀)」の異名。

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