木村勘兵衛(読み)きむら かんべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木村勘兵衛」の解説

木村勘兵衛 きむら-かんべえ

1814-1865 幕末尊攘(そんじょう)運動家。
文化11年生まれ。常陸(ひたち)茨城郡島田村の郷士。安政5年水戸藩にくだった密勅返納の幕命に反対し,人民総代として嘆願書を提出する。元治(げんじ)元年榊原(さかきばら)新左衛門に属して那珂湊でたたかい(天狗(てんぐ)党の乱),幕府軍に投降。上総(かずさ)(千葉県)久留里(くるり)藩に幽閉され,慶応元年8月14日病死した。52歳。名は芳道。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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