木村澄覚(読み)キムラ チョウカク

20世紀日本人名事典 「木村澄覚」の解説

木村 澄覚
キムラ チョウカク

昭和期の僧侶 真言宗東寺派管長。



生年
明治22(1889)年3月5日

没年
昭和50(1975)年12月30日

出生地
香川県大川郡

学歴〔年〕
早稲田大学文科〔明治44年〕卒

経歴
9歳で禅房真行寺に入り得度。明治42年真行寺住職。昭和6年京都教王護国寺(東寺)布教師、11年高野山上海別院主管となった。戦後東寺内観智院の住職。真言宗東寺派教学部長を経て25年同派宗務長、32年教王護国寺長者同派管長となった。また真言宗京都学園理事長。大僧正。東寺の堂塔伽藍整備や真言宗法会の興隆尽力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木村澄覚」の解説

木村澄覚 きむら-ちょうかく

1889-1975 昭和時代の僧。
明治22年3月5日生まれ。真言宗。9歳で出家。昭和6年京都の教王護国寺(東寺)に布教師としてはいる。観智院住職をへて32年東寺派管長・東寺長者となり,堂塔伽藍(がらん)の整備に尽力。京都学園理事長として宗門教育にもつとめた。昭和50年12月30日死去。86歳。香川県出身。早大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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