木村重松(初代)(読み)きむら しげまつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木村重松(初代)」の解説

木村重松(初代) きむら-しげまつ

1877-1938 明治-昭和時代前期の浪曲師。
明治10年12月4日生まれ。吉川小繁(のちの桃中軒雲右衛門(とうちゅうけん-くもえもん)),初代木村重勝に師事し,26歳で真打昇進。関東節の「慶安太平記」を得意とし,関東浪曲界の重鎮として活躍した。昭和13年12月2日死去。62歳。東京出身。本名は荻村勘太郎。後名は木村重勝(2代)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android