木藍(読み)キアイ

デジタル大辞泉 「木藍」の意味・読み・例文・類語

き‐あい〔‐あゐ〕【木藍】

天然の藍のとれる木本植物リュウキュウアイインドアイなどがある。

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精選版 日本国語大辞典 「木藍」の意味・読み・例文・類語

き‐あい‥あゐ【木藍】

  1. 〘 名詞 〙
  2. マメ科コマツナギ属のうち、天然藍を採取した数種の植物総称狭義には、そのうち、北インド原産の植物をさし、別名インドアイともいう。紀元前二〇〇〇年頃エジプトで染料に用いられ、ローマ帝国盛期には indicum の名称で盛んにヨーロッパへもたらされた。低木で、全体にコマツナギによく似ている。葉は四~六対の小葉に分かれた羽状複葉で互生し、葉腋(ようえき)から紅または淡紅紫色の蝶形花を密につけた花穂を出す。葉から藍玉をつくった。
  3. 植物「りゅうきゅうあい(琉球藍)」の別名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「木藍」の解説

木藍 (キアイ)

植物。キツネノマゴ科の低木状多年草,薬用植物。リュウキュウアイの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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