木香薔薇(読み)モッコウバラ

デジタル大辞泉 「木香薔薇」の意味・読み・例文・類語

もっこう‐ばら〔モクカウ‐〕【木香薔薇】

バラ科常緑蔓植物つるしょくぶつ。とげはなく、葉は楕円形の3~5枚の小葉からなる羽状複葉。5月ごろ開花し、花は淡黄色のものと、白色八重咲き芳香をもつものとがある。中国原産で、日本には江戸時代に渡来し、観賞用。

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精選版 日本国語大辞典 「木香薔薇」の意味・読み・例文・類語

もっこう‐ばらモクカウ‥【木香薔薇】

  1. 〘 名詞 〙 バラ科のつる性常緑低木。中国原産で、日本には享保一七一六‐三六)の頃渡来し、観賞用に栽培される。高さ四メートルぐらい。葉は奇数羽状複葉で三~五個の小葉からなる。小葉は楕円形で縁に細鋸歯(きょし)がある。初夏、枝先に径二・五センチメートルぐらいの淡黄色か白色の花を開く。白色花には芳香がある。花には一重咲きと八重咲きがある。漢名、木香。すだれいばら。もっこういばら。木香花。〔日本植物名彙(1884)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「木香薔薇」の解説

木香薔薇 (モッコウバラ・モクコウイバラ)

学名Rosa banksiae
植物。バラ科の落葉低木,園芸植物

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