末広茸(読み)スエヒロタケ

デジタル大辞泉 「末広茸」の意味・読み・例文・類語

すえひろ‐たけ〔すゑひろ‐〕【末広×茸】

スエヒロタケ科のキノコ枯れ木などに群生し、傘は半月形扇形で、表面に粗い毛を密生し、灰白色を呈する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「末広茸」の意味・読み・例文・類語

すえひろ‐たけすゑひろ‥【末広茸】

  1. 〘 名詞 〙 担子菌類シメジ科のきのこ。春から秋にかけて、広葉樹および針葉樹枯木木材につき、しばしば群生する木材腐朽菌かさは扇形で径一~三センチメートル。柄はなく、かさの側部または背面の中央部で他物に着生する。かさの表面は粗毛を密生し淡灰褐色裏面は初め灰色でのち淡紫褐色にかわる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android